はぐもぐ離乳食講座

便秘対策の離乳食

赤ちゃんの便秘

離乳食がはじまるまでは、毎日出ていたうんち。ところが、離乳食がはじまると便秘に……。どうして? と不安になるお母さんもおられると思います。離乳食をはじめると母乳やミルクに比べ水分量が減り、便が出にくくなります。また、腸や筋肉が未発達なので赤ちゃんは上手にいきむことが出来ません。赤ちゃんも大人と同じようにうんちの回数や固さなどにも個人差があります。食欲があり、2~3日に1回でもスムーズに排便するなら問題ありません。しかし、硬くてスムーズにでなかったり、排便の時に苦しそうにしていると『便秘』のサインです。毎日の生活や食事内容・水分量などから原因を探ってみましょう。

食物繊維の不足から起こる便秘

<原因>
・食物繊維が不足している
・食事の脂質やたんぱく質が多い
・食べる量が少ない

<対策>
水溶性食物繊維など便を柔らかくする食材を使う

果物(バナナ、ミカン、リンゴなど)
海藻類(ひじき、ワカメ、のり、寒天など)
野菜類(キャベツ、大根さつまいも、にんじんなど)

不溶性食物繊維など便の量を増やす食材を使う

穀類
野菜(キャベツ、大根、青菜類、ごぼう、きのこ類)
芋類(さつまいも、里芋、じゃがいもなど)
豆類(豆腐、納豆、きなこなど)

・乳酸菌などを多く含む発酵食品を利用する

ヨーグルト
納豆
みそ …など

水分の不足から起こる便秘

<原因>
・母乳やミルクの量が不足している。 (暑い時期に水分補給が足りてない場合も)

<対策>
・授乳やミルクの回数の確認
・水分補給(湯冷まし、麦茶など)
・水分を多く含んだ離乳食をあげる(スープ、汁物など)

脂質を全くとらないのも便秘の原因に。離乳食後期(9~11ヶ月頃)以降は、植物性のサラダ油やバターなどを少量使ってみるのもおすすめです。

 

便秘が長く続く場合や、母乳回数やミルクなどが足りているか不安であれば、早めにかかりつけの医師や看護師、保健師などに相談しましょう。

 

まずは便秘予防をしましょう!!

便秘予防には、普段から繊維の多い野菜、適量の穀類や油脂、発酵食品を取り入れるのが大切です。食物繊維が多すぎると消化に負担がかかることもありますので、食材はしっかり加熱し、月齢に合わせてすすめていきましょう。

 

監修 松本 美樹 先生
2011年岡山県立大学栄養学科を卒業後、三宅医院で管理栄養士として在籍。栄養指導やクラスなどを通して、お母さんやご家族の健康をサポートしています。食事で笑顔に☆ 明るい毎日を☆

※情報は2018年6月号HUGHUG掲載当時のものです。

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